画面●教育関連のコンテンツ配信サービス「iTunes U」
画面●教育関連のコンテンツ配信サービス「iTunes U」
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 米Appleは現地時間2014年6月30日、教育関連のコンテンツ配信サービス「iTunes U」の強化を発表した。最新のiTunes Uアプリケーションを使って、同社のタブレット端末「iPad」上でコース全体を作成、編集・管理できるようになる。最新版アプリケーションは、7月8日から利用可能。

 教育者は、iPadでコースをすべて作成し、「iWork」や「iBooks Author」をはじめ、iPadで利用可能な多数の教育アプリケーションから直接リッチコンテンツや学習教材を追加できる。また、iPadのカメラで撮影した写真や動画を用いた関連コンテンツを、手軽に生徒全員に提供できる。

 一方、生徒や学生は新たな「Discussions」機能を使って、自動的にクラス内のディスカッションをフォローしたり、新たなテーマの意見交換に参加したりできる。新しい話題が始まったときや、意見のやりとりに返信がついたときに通知を受け取るよう設定できる。

 教育者もフォーラムに参加し、テーマから逸れたメッセージを除外するなどして、ディスカッションの進行役を務めることが可能。

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■変更履歴
当初、本文が一部欠けたまま公開していました。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。[2014/07/02 09:50]