日活は2014年6月30日、タイの映像制作プロダクションのKantana Groupおよび日本テレビ放送網との共同出資による制作プロダクション会社の「カンタナ ジャパン」を設立したと発表した。

 新会社の事業内容は、日本国内のCG制作の受注がメインとなる。Kantanaが保有するリソースを活用し、タイにおけるアニメーション共同制作などの新規事業など、東南アジアを中心とした様々な映像事業の創出・拡大も推進する。

 Kantanaはタイ最大の映像制作プロダクションで、ドラマ・映画などの制作や衛星放送チャンネルの番組制作・運営など、エンターテインメント関連事業を多角的に展開している。日本市場への進出強化を目指していたKantanaと、アジア進出における新規事業としてCGやアニメーションの制作を検討していた日活および日本テレビとの目的が合致し、合弁会社を設立することにした。

 カンタナ ジャパンは7月1日に営業を開始する。資本金は1億円で、出資比率は日活51%、Kantana39%、日本テレビ10%である。

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