写真●Postgresガイドライン・パッケージの適用範囲(出典:アシスト)
写真●Postgresガイドライン・パッケージの適用範囲(出典:アシスト)
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 アシストは2014年6月30日、PostgreSQLの導入/構築ノウハウ「Postgresガイドライン・パッケージ」(写真)を発表、同日提供を開始した。SIベンダーのアシストが社内に蓄積してきたPostgreSQLの導入/構築ノウハウをまとめたものであり、ドキュメント一式と講義をセットにして提供する。ユーザー企業は、同ガイドラインの採用によって、技術者の養成とガイドラインの作成に必要な約1年の期間を約3カ月に短縮できるとしている。価格(税別)は、400万円。

 Postgresガイドライン・パッケージは、PostgreSQLの導入/構築ノウハウである。(1)「物理設計ガイドライン」、(2)「運用ガイドライン」、(3)「コーディング・ガイドライン」、(4)「データベース移行ガイドライン」---の4種類のガイドライン文書で構成し、これらをガイドラインについてのレクチャー講義とともに提供する()。講義は、個々のガイドライン当たり2日間(合計8日間)。レクチャー実施後の1カ月間は、アフターサポートとしてガイドラインに関する質問を受ける。

表●Postgresガイドライン・パッケージの構成
ガイドラインの名前ガイドラインの内容
物理設計ガイドラインデータベースのパラメーター、ユーザー、オブジェクトなど、データベース設計に関するガイドライン
運用ガイドラインログ管理、メンテナンス、セキュリティなど、データベース運用に関するガイドライン
コーディング・ガイドラインSQLやストアードプログラムなど、コーディングに関するガイドライン
データベース移行ガイドラインデータベースの互換性や各種移行(定義、データ、SQLなど)に関するガイドライン

 なお、4個のガイドラインは個別に購入することもできる。物理設計ガイドラインと運用ガイドラインはセットで購入する必要があるが、コーディング・ガイドラインとデータベース移行ガイドラインは単体で購入できる。