AXLBITは2014年6月26日、クラウド型の経費精算サービス「AXL経費」と、クラウド型の打刻サービス「AXLタイムレコーダー」を発表、同日サービス提供を開始した。ソフトの開発会社はパナソニックネットソリューションズで、AXLBITはこれをSaaS型で提供する。価格(税別)は、AXL経費が1人当たり月額350円、AXLタイムレコーダーが1人当たり月額100円。最少利用者数は、いずれも10人。

 AXL経費は、申請から支払い業務までを一元的に管理できる経費精算サービス。Webブラウザー上で、経費の申請と承認、計上処理、仮払管理、戻入金管理、支払業務などを行える。会計システムと連携させるための仕訳データや、銀行のオンラインシステムと連携させるためのファームバンキングデータを出力することも可能だ。

 交通費精算の際に、経路を入力するだけで交通費が自動入力されるので、そのまま申請できる。経路から交通費を計算する仕組みとして、ジョルダンの「乗換案内」を搭載している。消費税率の引き上げに伴うICカード利用時の運賃にも、対応している。

 AXLタイムレコーダーは、スマートフォンやパソコンのWebブラウザーなどから、出退勤の打刻ができるタイムレコーダーサービス。既存の打刻システムとの併用も可能。この場合、既存の打刻システムのデータを、CSV形式でAXLタイムレコーダーにアップロードして反映する。

 打刻時のスマートフォンの位置情報をGPSで取得し、これをExcelデータとして出力する運用も可能。これにより、自宅から打刻したのか、客先から打刻したのか、などをチェックできる。