米Googleは現地時間2014年6月25日、オンラインオフィススイート「Google Docs」「Google Sheets」「Google Slides」に、Microsoft Officeファイルを編集できる「Quickoffice」アプリケーションを統合すると発表した。これにより、Webおよびモバイル版Docs、Sheets、Slidesで、直接Word、Excel、PowerPointファイルを編集できるようになる。
Web版は現在のところ「Chrome」ブラウザーのみ対応する。Chrome拡張機能をインストールすることで、「Google Drive」「Gmail」のほか、「Chromebook」パソコンから直接Office文書を編集および共有できる。
モバイル版については、同日リリースしたAndroid向けSlidesアプリケーションですでにPowerPoint編集が可能になっている。iOS向けSlidesアプリケーションは数週間以内にリリースする予定。Android向けDocsおよびSheetsアプリケーションにも、同日よりQuickoffice統合を反映させる。その後iOS向けアプリケーションもアップデートする。
なお、Docs、Sheets、SlidesへのQuickoffice統合に伴い、数週間以内にQuickofficeの単独アプリケーションとしての提供を終了する。