マウスコンピューターの「MousePro W」シリーズ
マウスコンピューターの「MousePro W」シリーズ
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 マウスコンピューターは2014年6月25日、ハイエンドGPU「AMD FirePro W9100」を搭載し、映像編集に向いたワークステーション「MousePro W」シリーズを発売した。直販価格は税別、送料別で94万8000円から。

 AMD FirePro W9100は、並列処理用のフレームワークであるOpenCLの処理性能を重視した設計を採用し、対応する映像編集系アプリケーションの高負荷処理やレンダリング処理を短時間で実行できる。また、ビデオメモリーに320GB/秒の広帯域幅のGDD5メモリーを16GB搭載し、4K映像編集の描画レスポンスに優れるという。

 「MousePro-W720SF91S」は、6コア12スレッドのXeon E5-2620v2を1基と32GBのメインメモリー、256GB SSD、2TB HDDを搭載する。直販価格は94万8000円。「MousePro-W720DF91X」は、Xeon E5-2620v2を2基と64GBのメインメモリー、512GB SSD、2TB HDDを2基(RAID0構成)を搭載する。直販価格は109万8000円。

 その他の仕様は共通で、インテル「C602」チップセットを採用。E-ATXタワー型きょう体に80PLUS GOLD対応の900W電源、DVDスーパーマルチドライブを搭載する。OSはWindows 7 Professional(64ビット版)。カスタマイズで4K映像に対応したビデオキャプチャーカード「Blackmagic Design DeckLink Studio 4K」(6万2000円)を選択できる。