写真●VMware ESX(i)仮想環境に特化したネットジャパンのバックアップソフト新版「vmGuardian 3.0」
写真●VMware ESX(i)仮想環境に特化したネットジャパンのバックアップソフト新版「vmGuardian 3.0」
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 ネットジャパンは2014年6月25日、VMware ESX(i)仮想環境に特化したバックアップソフトの新バージョン「vmGuardian 3.0」(写真)を発売した。6月26日から出荷を始める。

 vmGuardianは、VMware ESX(i) 上に仮想アプライアンスとしてインストールして使うタイプのバックアップソフト。Webブラウザー経由で仮想アプライアンスにアクセスし、他の仮想マシンのバックアップや復元作業を実施する。エージェントレスで仮想マシンをバックアップ/復元できる、複数の仮想マシンに対して重複排除をかけながら一括でバックアップできる、などの特徴を持つ。

 新版では、「仮想アプライアンスの64ビット化」「増分バックアップの独立保存に対応」「増分バックアップイメージファイルの合成機能の追加」などの機能追加や強化を図った。ネットジャパンによれば、バックアップ/復元処理のパフォーマンスも前バージョン比で10パーセント程度向上したという。

 バックアップ対象となる仮想環境ホストのCPU1ソケットごとにライセンスが必要で、ライセンス数が1の場合の価格が6万5800円(税別)。購入ライセンス数の増加に伴って、1ライセンス当たりの価格が安くなる価格体系をとる。なお、購入翌年度以降にサポートを受けるには、年間サポートサービスのライセンス購入が別途必要となる(1ライセンス税別1万3160円から)。

 動作要件は、ハイパーバイザーが「VMware ESXi5.5を含むVMware ESX/ESXi4.1以降」、仮想アプライアンスを操作するためのWebブラウザーが「Internet Explorer 9以降、Google Chrome v25以降、FireFox v19以降」。バックアップ対象となる仮想マシンのゲストOSは「Windows XP(SP3)/Vista/7/8およびWindows 2000 Server(SP4)以降のサーバー版Windows OS、Linux」などである。