写真●Androidベースの独自OSを搭載する「Nokia X2」
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米Microsoftは現地時間2014年6月24日、エントリー向けスマートフォンの新製品「Nokia X2」を発表した（写真）。フィンランドNokiaがMicrosoftに携帯電話事業を売却する前の今年2月に発表した「Nokia X」ファミリーの新モデルとなる。
Nokia X2は、Nokia X初代モデルよりアプリケーション、ハードウエア、ユーザーインタフェース（UI）の強化を図った。2014年7月に希望小売価格99ユーロで発売する。デュアルSIMに対応する。
Nokia X2は、 Open Source Project（AOSP）をベースにしたNokiaの独自OS「Nokia X Software Platform」の最新バージョン「2.0」を搭載する。
ディスプレイは4.3インチ。メインカメラは500万画素でオートフォーカス機能とフラッシュが付く。動作周波数1.2GHzの米Qualcomm製「Snapdragon 200」デュアルコアプロセッサと、1GバイトのRAMメモリーを搭載し、初代モデルより強化した仕様になっている。
Nokia X Software Platform 2.0はUIを向上し、ハイエンドスマートフォン「Nokia Lumia」風のアプリケーション一覧画面を追加した。
また、「Outlook.com」「Skype」「OneDrive」といったMicrosoftのサービスをあらかじめ統合しているほか、ユーザーは「OneNote」「Yammer」も無償でダウンロードできる。
本体カラーはオレンジ、ブラック、グリーンの3種類を発売時にそろえる。その後、イエロー、ホワイト、ダークグレイが加わる。
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