写真1●米エヌビディアや米アプライドマイクロが「ISC'14」で展示していた開発用HPCサーバー。X-GeneとTesla K20をPCI Expressで連結している。ノートパソコンと直結して動作を実演していた
写真1●米エヌビディアや米アプライドマイクロが「ISC'14」で展示していた開発用HPCサーバー。X-GeneとTesla K20をPCI Expressで連結している。ノートパソコンと直結して動作を実演していた
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写真2●米シラスケールが発売する予定の1Uサーバー「RM1905D」。X-Gene、Tesla K20をそれぞれ2個ずつ備える
写真2●米シラスケールが発売する予定の1Uサーバー「RM1905D」。X-Gene、Tesla K20をそれぞれ2個ずつ備える
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 米エヌビディアは2014年6月23日、複数のサーバーベンダーが、ARM64プロセッサとGPUアクセラレーターを組み合わせた開発用HPCサーバーを7月に発売すると発表した(写真1)。2014年内には製品版の出荷が始まる見込みという。

 いずれも、米アプライドマイクロが開発した2.4GHz動作の8コアARM64プロセッサ「X-Gene」と、エヌビディアのGPUアクセラレーター「Tesla K20」を組み合わせたもの。CPU1個、GPU1個で1テラFLOPS強の演算性能を備える。
 
 2014年7月に米シラスケール(Cirrascale)と伊E4コンピュータエンジニアリングが発売する(写真2)。製品版はシラスケール、E4、伊ユーロテックが年内に出荷する予定という。

■変更履歴
記事中、GPUアクセラレーターの名称を「Tasla K20」としていましたが、正しくは「Tesla K20」です。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。 [2014/06/24 16:05]