ネットアップは、同社のストレージ製品「NetApp FAS」シリーズの新機種を2014年6月18日に販売開始した(写真)。2014年2月に発表したハイエンドの「FAS8000」シリーズにさらに新製品を追加したほか、エントリーモデルとなる「FAS2500」シリーズを新たに投入した。

写真●新製品の構成
写真●新製品の構成
[画像のクリックで拡大表示]

 FAS8000シリーズに加わった新製品は、同シリーズで最もハイエンドに位置付けられる「FAS8080 EX」。同社の従来製品「FAS/V6250」や「FAS/V6290」の後継品となる。最大400万IOPSを実現し、最大で約70ペタバイトまで容量を拡張可能できる。同社の従来製品と比べて、CPUコア数を約1.7倍に、キャッシュも33%増やすことで性能を高めた。

 最小構成価格はFAS8080 EXが2413万円から、FAS2500シリーズが120万円から。