写真●米AppleのiMacシリーズ
写真●米AppleのiMacシリーズ
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 米Appleは現地時間2014年6月18日、一体型パソコン「iMac」の新たな廉価版エントリーモデルを発表した。21.5インチディスプレイを備え、米国での希望小売価格は1099ドルから。従来の最小構成モデルより値段を200ドル下げた。日本国内でも6月18日に発表。価格は10万8800円から。

 新モデルは、動作周波数1.4GHz(Turbo Boost使用時最大2.7GHz)の米Intel製「Core i5」デュアルコアプロセッサにIntel製「HD 5000」グラフィックスを組み合わせる。8Gバイトのメモリー、500Gバイトのハードディスクドライブ(HDD)を搭載する。

 Wi-Fi規格はIEEE 802.11acをサポートし、2基のThunderboltポート、4基のUSB 3.0ポートを備える。クリエイティブソフトスイートの「iLife」、オフィススイート「iWork」などが付属する。

 CTOオプションとして、1TバイトのHDD、1TバイトのFusion Drive(フラッシュとHDD)、最大256Gバイトのフラッシュストレージを用意する。Appleのオンラインストア、直営店、認定販売店で同日販売を開始している。

 従来のエントリーモデルは、動作周波数2.7GHzのCore i5クアッドコア、「Intel Iris Pro」グラフィックス、1TバイトのHDDを備え、希望小売価格は1299ドル(日本国内では12万8800円)で販売している。

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