写真●Wearable Intelligenceの医療用アプリケーションの例(出典:Wearable Intelligence)
写真●Wearable Intelligenceの医療用アプリケーションの例(出典:Wearable Intelligence)
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 米Googleは現地時間2014年6月16日、同社が開発中のめがね型ウエアラブル端末「Google Glass」を利用した企業向けアプリケーションを開発する認定パートナー5社を発表した。

 Googleは今年4月、企業におけるGoogle Glassの採用を促すことを目的としたプログラム「Glass at Work」を立ち上げた。同プログラムは企業向けのGoogle Glass対応アプリケーション(Glassware)を構築する開発者を支援し、共同ブランディングの機会なども与える。

 今回、Glass at Workで正式認定したパートナー「Glass at Work Certified Partners」の第1弾として、米APX、米Augmedix、 米CrowdOptic、米GuidiGO、米Wearable IntelligenceをGlass at Workの専用サイト紹介した。

 APXはビジネスパーソンが必要な企業データにリアルタイムでアクセスできる「Skylight」を手がけている。同サービスは、すでに複数のFortune 500企業で導入されている。

 Augmedixは、医師が手間を掛けずにカルテを参照し、より多くの時間を患者の診察や診療に当てられるようにするアプリケーションの開発に取り組んでいる。

 CrowdOpticのソフトウエアは、スポーツの試合やイベント時などに様々なモバイル端末やウエアラブル端末からのライブの映像フィードをまとめ、管理・配信できるようにする。

 GuidiGOは文化的施設や博物館・美術館などのツアーガイドアプリケーションを、Wearable Intelligenceはエネルギー、製造、医療業界向けの生産性向上アプリケーションを開発している(写真)。

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