東芝は2014年6月16日、10.1型液晶を搭載したWindowsタブレット「dynabook Tab S50」(写真1)と、8.0型液晶を搭載したWindowsタブレット「dynabook Tab S38」(写真2)を発表した。7月上旬以降、順次発売する。

写真1●東芝の「dynabook Tab S50」
写真1●東芝の「dynabook Tab S50」
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写真2●東芝の「dynabook Tab S38」
写真2●東芝の「dynabook Tab S38」
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 dynabook Tab S50は、10.1型WXGA(1280×800ドット)のタッチパネル付き液晶画面を搭載するWindowsタブレット。本体カラーはサテンゴールド。S50/36M、S50/26M、S50/23Mの3モデルがある。OSにWindows8.1 with Bing 32ビットを採用。CPUはインテルのAtom Z3735F、メモリーは2GB。ストレージはS50/36MとS50/26Mは64GBフラッシュメモリー、S50/23Mは32GBフラッシュメモリーである。ステレオスピーカーと、前面約120万画素および背面約500万画素のWebカメラを搭載する。通信機能は、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)とBluetooth4.0、GPS、電子コンパス、加速度センサー、ジャイロセンサー。また、micro HDMIの出力端子を搭載する。

 サイズは約258.8(幅)×175.0(奥行き)×9.0(厚さ)mmで、重量は約555g。S50/36MはスタンドになるBluetoothキーボードが付属し、これを装着した場合は約995gとなる(いずれもバッテリーパック内蔵の本体のみで、主な付属品は含まない)。バッテリー駆動時間は、JEITA動作時間測定法Ver2.0の場合で約7時間、同Ver1.0の場合で約9.5時間。

 dynabook Tab S38は、8.0型WXGA(800×1280ドット)のタッチパネル付き液晶画面を搭載するWindowsタブレット。本体カラーはサテンゴールド。S38/26M、S38/23Mの2モデルがある。OSとCPU、メモリー、スピーカーとWebカメラ、通信機能はdynabook Tab S50と同じ。micro HDMIの出力端子は搭載しない。ストレージは、S38/26Mが64GBフラッシュメモリー、S38/23Mが32GBフラッシュメモリーとなる。寸法は約132.0(幅)×210.7(奥行き)×9.5(厚さ)mmで、重量は約385g。バッテリー駆動時間は、JEITA動作時間測定法Ver2.0の場合で約7.5時間、同Ver1.0の場合で約10.5時間である。

 ソフトウエアは、全モデルにMicrosoft Office Home and Business 2013 SP1と、会議資料を電子化できる「TruCapture」を搭載する。また、スピーカーの音響品質を向上させるソフトウエア「Dolby Digital Plus」を搭載する。

 両製品とも価格はオープン。想定価格は、S50/M36が6万円台後半、S50/26Mが6万円前後、S50/23Mが5万円前後。S38/26Mは4万円台後半、S38/23Mは3万円台後半。上記価格は全て税別である。