モバイル業界の展示会「Mobile Asia Expo 2014」が、現地時間2014年6月11日に中国・上海で開幕する(写真)。

写真●Mobile Asia Expo 2014の会場となる「上海新国際博覧中心」(SNIEC)
写真●Mobile Asia Expo 2014の会場となる「上海新国際博覧中心」(SNIEC)
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 Mobile Asia Expoは、毎年2月にスペイン・バルセロナで開催されるモバイル業界最大の展示会「Mobile World Congress 2014」のアジア版として、中国を中心とした多数の通信事業者や機器メーカーが出展するイベント。昨年は104カ国・8000社から2万人超が来場し、そのうちCEO(最高経営責任者)、CTO(最高技術責任者)などの企業幹部が58%を占めたという。

 今年は3つのテーマを掲げる。「Connected Living」では、モバイル機器が単なる携帯電話の枠を超え、日常生活のいたるところに偏在するモバイル体験を実現しつつあることを取り上げる。

 「Digital Commerce」では、スマートフォンの普及に加え、無数のアプリや高速なネット接続によりオンラインコマースの利便性が向上したことに注目する。

 「Mobile Innovation」では、毎年のように新技術が登場するモバイル業界において今年のトレンドである「フィットネスデータの記録」を中心に、Google GlassやWi-Fi接続した家電製品など、次のトレンドも視野に入れた展示を行う。