NTT西日本は2014年6月10日、「スマート光ハートビートプロジェクト実行委員会」を立ち上げ、全国の1万人の気持ちをつなぎ、ひとつにする「スマート光ハートビートプロジェクト」を開始すると発表した。
このプロジェクトでは、多くの人から心音やその時の心境・想いを収集し、その素材をもとに、プロジェクトのアンバサダーであるアーティストの大塚愛さんにオリジナル曲を制作してもらう。また、ICTを通じて自身やひとの鼓動を体験できるイベントを各地で開催する(図1、図2)。
具体的には、「ハートビートキャラバン」と銘打ち、大塚愛さんのアーティスト活動(コンサートなど)、NPO法人ファザーリング・ジャパン、NPO法人マミーズサミット・全国ネットの活動の場において、プロジェクトに賛同した人から、心音やその時の心境・想いの収集を行う。
一部の心音をそのまま楽曲に活用するとともに、楽曲を制作する大塚愛さんのインスピレーションを高める素材として、収集したすべての心音やその時の心境・想いなどを活用し、オリジナル曲を制作する。完成した楽曲は、制作後、別途2014年12月の予定で公表する(図3)。
心音収集を行う一部会場において、鼓動に関する研究技術・ワークショップ(参加型体験学習の場)を体験できるようにする(図4)。一つが、「ドキドキ鼓動配信アプリ」である。NTT研究所の開発技術により、スマートフォンやタブレットのアプリケーションを通じて、遠隔地の人の鼓動を、「音」・「光」・「振動」として体感できる。
もう一つが「心臓ピクニック」で、心臓の鼓動を手のひらに置いた機器により体感・共有できるようにする。
[発表資料へ]