一般用途向けの「Z97 Extreme9」
一般用途向けの「Z97 Extreme9」
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 マスタードシードは、インテル「Z97」チップセットを採用した台湾ASRock製のハイエンドマザーボードを、6月13日に発売する。一般用途向けの「Z97 Extreme9」と、ゲーミングモデルの「Z97 Professional」の2モデルで、いずれも価格はオープン。

 両製品とも、フォームファクターはATX。LGA1150ソケットを搭載し、第4世代および第5世代Coreプロセッサーに対応する。同社製マザーボードの共通設計思想「Super Alloy Technology(超合金技術)」を採用し、長寿命の12Kプラチナコンデンサ、低オン抵抗のNexFET MOSFETとMOSFET、高い磁性と耐熱性を備えたプレミアム合金チョークコイル、特大サイズのアルミ合金ヒートシンク、サファイアブラックPCBを搭載する。

 回路にはマルチフィルターキャップ、12電源フェーズ、デジタルPWMを備え、メモリースロットと一部のPCI Express x16スロットに、15μm厚の金メッキコネクターを採用。DDR3 3200以上のオーバークロックメモリーにも対応した。メインとバックアップの2つのUEFI BIOSを搭載する。

 Z97 Extreme9は、PLX製「PEX8747」PCIe 3.0ブリッジチップを採用。PCI Express 3.0 x16スロットを4基搭載し、4-Way SLIと4-Way CrossFireを構成できる。また、PCI Express 2.0 x16とmini PCIeを各1基、SATA 6Gbpsを10基、SATA Expressコネクターを2基、M.2ソケットを2基、USB 3.0を8基、USB 2.0/1.1を8基搭載する。予想実売価格(税込み)は3万5078円前後。

 Z97 Professionalは、プロゲーマーJohnathan 'Fatal1ty' Wendel氏との共同開発モデル。PCI Express 3.0 x16スロットを3基搭載し、2-Way SLIと3-Way CrossFireに対応する。また、PCI Express 2.0 x16を1基、PCI Express 2.0 x1を2基、mini PCIeを1基、SATA 6Gbpsを8基、SATA Expressコネクターを2基、M.2ソケットを1基、USB 3.0を8基、USB 2.0/1.1を8基搭載。マウスのポーリングレートを調整できる「Fatal1ty Mouse Port」を備える。予想実売価格(税込み)は2万6978円前後。