写真1●スマ放題の基本プラン(同社発表資料から引用)
写真1●スマ放題の基本プラン(同社発表資料から引用)
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写真2●スマ放題のデータ定額パック(同社発表資料から引用)
写真2●スマ放題のデータ定額パック(同社発表資料から引用)
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 ソフトバンクモバイルは2014年6月7日、新料金サービス「スマ放題」を7月1日に始めると発表した。国内音声通話を完全定額としたほか、データ通信量を家族で分け合ったり、余った分を翌月に繰り越したりできるようにした。6月11日から予約を受け付ける。

 スマ放題では端末の種類に応じて、(1)通話し放題プラン(スマートフォン)、(2)通話し放題プラン(3Gケータイ)、(3)タブレットプランーーの三つの基本プランを用意した(写真1)。2年契約時の料金は(1)が月2700円、(2)が月2200円、(3)が月1700円。(1)と(2)は「0180」や「0570」などで始まる電話番号への通話を除き、時間や回数に関係なく、定額(基本プランに含む)となる。

 データ通信料「データ定額パック」は毎月の通信量上限に応じて6種類あり、2Gバイトが月3500円、5Gバイトが月5000円、10Gバイトが月9500円、15Gバイトが月1万2500円、20Gバイトが月1万6000円、30Gバイトが月2万2500円(写真2)。通信量が上限に達した場合は通信速度が128kビット/秒に制限されるが、1Gバイト当たり1000円で容量を追加することも可能。別途、シンプルスマホ向けには上限200Mバイトで月2000円、3Gケータイ向けには使い放題で月3500円のメニューも用意する。

 データ定額パックの通信量は、「家族データシェア」として、子回線当たり月500円を追加で支払うことにより、家族で分け合える。ただ、データ定額パックで10Gバイト以上のメニューに契約していることが前提となる。

 このほか、インターネット接続料金として「S!ベーシックパック・ウェブ基本使用料」が月300円かかる。