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不動産情報「HOME'S」のネクスト、iBeaconやRFID活用した技術事例を披露

清嶋 直樹=日経コンピュータ 2014/06/04 日経コンピュータ

 不動産・住宅情報サービス「HOME'S(ホームズ)」を運営するネクストは2014年6月3日、社内の研究開発部門「リッテルラボ」の成果発表会を開催した。

 リッテルラボは、2011年に子会社化した東京大学との産学連携企業・リッテル(その後ネクストに吸収合併)が母体。ネット専業で不動産情報事業を展開するネクストの技術力強化や新規事業開拓を推進する役割を担う。

 ネクストが当日発表したのは、「来店検知システム」「新しいインタフェースに物件検索マップ」「動画広告の効果検証」「バーチャル不動産内覧アプリケーション」「目が不自由な人向けの住まい探しアプリ」の5テーマである。

iBeaconで来店検知

写真1●HOME'Sの店舗に設置しているiBeacon(BLE)の検知機(手前)。普段は「ホームズくん」のぬいぐるみの中に入っている
[画像のクリックで拡大表示]

 このうち「来店検知システム」は米アップルがiPhoneシリーズなどに内蔵している短距離無線通信技術「iBeacon(Bluetooth Low Energy=BLE)」を使って来店を検知する仕組みだ。2014年4月から東京都内のHOME'S提携不動産店3店で実証実験している。

 3店舗には、BLEの検知機を設置(写真1)。ここから5~10mの範囲内にHOME'Sアプリをインストール済みのiPhoneがあるときに、来店を自動検知する。検知機は組み込み機器のアプリックス(東京都新宿区)製である(関連記事:注目を集める「iBeacon」がアプリ開発者にもたらすメリット)。

写真2●iBeaconで来店を検知したら、iPhoneにアンケートが届く

 来店したら、店舗に関する満足度や相談内容などに関するアンケートが届く(写真2)。対面でアンケート用紙に記入してもらうのに比べて、本音の意見をくみ取りやすいというわけだ。

 今後は、新築マンションのモデルルームの家具類に検知機を付けて詳細情報を提供したり、賃貸住宅を探す人が内覧する部屋に検知機を置いて特典を提供したり、という用途に広げることを検討している。iPhoneのiBeaconだけではなく、Android端末のBLE機能にも対応する方針だ。

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