クライアントPCの運用管理を支援するプライベートクラウドサービス「MaLion Cloud (マリオン クラウド)」
クライアントPCの運用管理を支援するプライベートクラウドサービス「MaLion Cloud (マリオン クラウド)」
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 インターコムは2014年6月2日、クライアントPCの運用管理を支援するプライベートクラウドサービス「MaLion Cloud (マリオン クラウド)」の最新バージョン(Ver.4.0)を、同日から提供開始したと発表した。参考価格(税別)は、1クライアントあたり月額1000円(20クライアント以上から利用可能)。

 オンプレミスのPC資産運用管理ソフト「MaLion 4」とほぼ同等の機能を、初期導入費用0円、サーバーの運用負担なしで利用できるクラウドサービス。WindowsとMacを一元管理できるのが特徴で、IT資産管理やセキュリティポリシー一括設定などの情報漏えい対策、リモートコントロールなどの運用管理支援機能などを提供する。

 最新版では、SSLで暗号化されたWebアクセスの制御、無線LANのアクセスポイントへの接続監視に対応。また、端末エージェントが導入されていないオフラインのPCについても、収集プログラムを導入したUSBメモリーを使って、IT資産情報を収集することが可能。オンラインのPCと併せて、一元管理できるようになった。

 このほかにも、ソフトウエアの使用状況を把握して、資産の有効活用に役立てるレポートテンプレート機能を搭載した。各ソフトの導入本数、端末別に導入されているソフトの種類や本数、一定期間におけるソフトの起動回数などを集計して、レポート化する。

 動作環境は、管理コンソールとセキュリティBIレポートがWindows Server 2003/2008/2012、Windows Vista/7/8/8.1。端末エージェントとVPNクライアントがWindows XP/Vista/7/8/8.1、Windows Server 2003/2008/2012、Mac OS X 10.5/10.6/10.7/10.8/10.9。