ウイングアーク1stは2014年6月2日、マーケティング担当者向けのクラウドBIダッシュボードサービス「MotionBoard Cloud for DMP」を同日より開始すると発表した。利用料金は10ユーザーで月額10万円(税別)から。

 「MotionBoard Cloud for DMP」は、プライベートDMP(データ・マネジメント・プラットフォーム)内のデータを可視化して分析するダッシュボードサービス。マーケティング担当者が、自らメディアでの宣伝広告活動やキャンペーンの効果などのマーケティングデータを集計し、分析できるという。

 具体的な機能としては、マーケティング活動の分析やレポーティングをダッシュボードで可視化する機能がある。クラウドやオンプレミスなど、環境の異なるデータをダッシュボードに取り込むことが可能で、分析対象のデータが複数のデータベースに分散されていてもデータを統合して分析できる。

 自社データと外部データを組み合わせる機能も備えている。統計データやリサーチデータなどの外部データが活用できるよう、ウェザーニューズの気象情報やJPSの人口統計情報、カスタマー・コミュニケーションズの消費者パネル調査情報を組み込んだダッシュボードを標準で提供する。こうした情報を、エリアマーケティングやCRM(顧客関係管理)に生かすこともできるとしている。

 今後は、各種データをオプションサービスとして提供し、サービスを拡充する予定だという。