米Hewlett-Packard(HP)は現地時間2014年6月1日、Androidを搭載した14型ノートパソコン「HP SlateBook」を発表した。米国で7月20日に発売する。

 HP SlateBookは、14インチのフルHD(解像度は1920×2080ドット)対応タッチディスプレイを搭載し、OSに「Android 4.3 Jelly Bean」を採用する。動作周波数1.8GHzの米NVIDIA製「Tegra 4」プロセッサ、2Gバイトのメモリーを備える。

 外形寸法は高さ9.45インチ(約240mm)、幅13.54インチ(約344mm)、厚さ0.63インチ(約16mm)。重量は3.7ポンド(約1.7kg)。ストレージ容量は16Gバイト、32Gバイト、64Gバイトの3種類を用意する。1度の充電による連続駆動時間は最大9時間。16Gバイトおよび64GバイトモデルはWi-Fi接続専用となっている。

 また同社は、Webアプリケーションに特化したOS「Chrome OS」を搭載するノートパソコン(総称「Chromebook」)の拡充を発表した。そのほか、ディスプレイ部を360度回転できる15.6インチディスプレイの「HP ENVY x360」と13.3インチディスプレイ搭載の「HP Pavilion x360」、ディスプレイ部とキーボード部を分離できる13.3インチディスプレイ搭載の「HP Split x2」を6月から7月にかけて米国でリリースすることも明らかにした。

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