ファーウェイ・ジャパン(華為技術日本)は2014年5月30日、LTE対応のSIMロックフリースマートフォン「Ascend G6」を6月下旬以降日本で発売すると発表した(写真1)。価格はオープンで、希望小売価格は税別2万9800円。

写真1●ファーウェイ・ジャパンの「Ascend G6」
写真1●ファーウェイ・ジャパンの「Ascend G6」
[画像のクリックで拡大表示]

 Ascend G6の外形寸法は131.2×65.3×7.85mmで、重さ115gのスマートフォン。1.2GHzクアッドコアCPU(Qualcomm MSM8926)を搭載し、ディスプレイは約4.5インチでQHD(960×540ドット)のTFT液晶。メモリーはROM8GBとRAM1GB。バッテリーは2000mAhで、連続待受時間は370時間、連続通話時間は720分となる。500万画素のインカメラと、800万画素オートフォーカスのアウトカメラを搭載する。OSはAndroid4.3。ホワイトとブラックの2色で展開する。

 伝送速度はLTE使用時で下り最大150Mビット/秒、上り最大50Mビット/秒の通信が可能である。対応する周波数帯は、LTEが2100MHzと1800MHz。W-CDMAが2100MHzと800MHz。GSMが850/900/1800/1900MHz。NTTドコモのMVNOサービスで使うことを想定している。 

 無線LANはIEEE802.11b/g/nに準拠。テザリング時の最大接続台数は8台である。セキュリティはWPA2-PSK(AES)を使える。BluetoothはV4.0(V3.0互換)およびNFCに対応する。