写真●Sleipnir 6 for Windows
写真●Sleipnir 6 for Windows
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 フェンリルは2014年5月29日、Widnows版Webブラウザー「Sleipnir 6 for Windows」を公開した。タブにWebページのサムネイルを表示して操作しやすくしたSleipnir 5のアップデート版となる。同社のWebサイトから無料でダウンロードできる。Sleipnir 4についても開発を継続し、併存して利用できるという。

 Sleipnir 6では新たに“お気にタブ” という機能を搭載。「ブルー」「グレイ」など6つのタブグループのそれぞれのページで、よく見るサイトが独自のアルゴリズムで自動的に選び出されて一覧できる。ユーザーが自由にタブの追加や編集をすることも可能だ。

 また、ウインドウ上部を右クリックすると、ツールバーの下にサイトのファビコンを示す“ハイライトバー” が表示され、お気にタブを選びやすくした。お気にタブを閉じている場合でも、ページ下部の“閉じたお気にタブ” 一覧から見つけられる。

 タブ上でカーソルを動かすだけでスクロールせずに多くのタブの内容を確認できるThumb-roll(サムロール)で、サイトを閲覧した後でもサムネイルで内容が分かる。ブックマークやタブの管理に時間をかける必要もなくなり、タブを100個開きっぱなしでも、目的のWebページに素早く移動できるデザインにしたという。