図●iPad AirとiPad mini Retinaディスプレイモデルの販売価格(同社Webページから引用)
図●iPad AirとiPad mini Retinaディスプレイモデルの販売価格(同社Webページから引用)
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 NTTドコモは2014年5月28日、米アップルの「iPad Air」と「iPad mini Retinaディスプレイモデル」の販売を6月10日に始めると発表した。取り扱い店舗は5月30日に同社ホームページで告知する。6月2日の午前10時に予約の受け付けも始める。

 今回販売するのは、携帯電話のデータ通信機能を備えた「Wi-Fi + Cellularモデル」となる。SIMロックの解除には対応しない。端末の実質負担額は、iPad Air(16Gバイト)が6480円(端末価格が6万8040円、月々サポートの割引額が6万1560円)、iPad mini Retinaディスプレイ(16Gバイト)が0円(端末価格が5万5080円、月々サポートの割引額が5万5080円、)。

 通信料金は「カケホーダイ&パケあえる」を適用した場合、データプラン(1700円)とspモード(300円)に、「2台目プラス」または「シェアオプション」(500円)を加えた月2500円から。ただし、これは既存契約者(家族を含む)が2台目以降としてiPadを追加した場合になる。1台目として契約した場合は月3500円などのデータ通信量が別途かかることになる。契約後、最長13カ月間は月1Gバイト分(1000円分)のデータ通信量をプレゼントする

 LTEの対応周波数は800MHz帯/1.7GHz帯/2GHz帯となり、受信速度は最大100Mビット/秒。VoLTE(Voice over LTE)には非対応である。ドコモメール、dビデオ、dヒッツ、dアニメストアなどiPhoneに対応したサービスのほどんどはそのまま利用できる。

 端末の紛失や盗難、故障といったトラブルに対応する有償サービスも、「ケータイ補償サービス for iPhone & iPad」として拡充する。iPad Airは月600円、iPad mini Retinaディスプレイは月500円で、例えば故障時は7500円でリフレッシュ品を提供する。