写真1●Network Optimizer SDN Application for Microsoft Lyncの仕組み
写真1●Network Optimizer SDN Application for Microsoft Lyncの仕組み
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 日本ヒューレット・パッカードは2014年5月27日、SDN向けのアプリケーションを2種類、発売開始した。同社のSDNコントローラ「VAN SDN Controller」向けである。

 同社はSDNアプリケーションを投入することを2013年12月に発表しており(関連記事:HPがSDN向けソフトを4種投入、SDNコントローラやソフトウエアルータなど)、今回のアプリはそれを受けたもの。

 一つは、米マイクロソフトの「Lync」向けにQoS制御を最適化する「Network Optimizer SDN Application for Microsoft Lync」(写真1)、もう一つは悪意あるサイトへのアクセスを自動的に遮断する「HP Network Protector SDN Application」である。

 当初、SDNアプリケーションは、専用のアプリストアを介して流通させるとしていたが、現時点ではアプリストアはまだ開設していない。「現在はストアは開発中で、近日中に開設する」(同社)という。

100GbE見据えたOpenFlow対応スイッチも投入

 SDNアプリケーションとあわせて、データセンター向けのコアスイッチの新版「FlexFabric 12500E」シリーズも発表した。100ギガビットイーサネット(100GbE)対応を見据えた性能を備える。18スロット品と8スロット品の2種類がある。OpenFlow1.3に対応する。