米Google傘下のYouTubeは現地時間2014年5月23日、コンテンツ作成者の支援を目的とした一連のツールを数カ月のうちに提供すると発表した。

 現在取り組んでいるものには、チャネル管理用の単独のモバイルアプリケーション、視聴者が直接コンテンツ作成者に資金援助できる手段、クラウドの能力を利用して60カ国語以上のキャプションや字幕を作成する機能などがある。

 開発段階にあるツールを明かしたことについて、同社クリエイター製品管理担当ディレクターのMatt Glotzbach氏は、同社が1年に2回行っている満足度調査の結果にもとづいたものだと述べた。調査結果によると、ユーザーが最も望んでいるのは、同社が何に取り組んでいるか前もって知ることだという。そうすれば、「ユーザーはフィードバックによって、われわれが正しい方向に進んでいるかどうかを気づかせることができる」と説明している。

 同社はユーザーの要望に応えるため、予定している新機能の概要を紹介するビデオ「Creator Preview」を公開した。今後、定期的に同様のビデオを提供するとしている。

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