「GIGABYTE 9 シリーズUltra Durable」シリーズの「GA-Z97X-UD7 TH」
「GIGABYTE 9 シリーズUltra Durable」シリーズの「GA-Z97X-UD7 TH」
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 日本ギガバイトは2014年5月22日、第4世代および第5世代Coreプロセッサーに対応したインテルZ97/H97チップセットを搭載したマザーボード「GIGABYTE 9 シリーズUltra Durable」シリーズを発表した。国内向けにはデュアルThunderbolt 2搭載の最上位モデル「GA-Z97X-UD7 TH」など10モデルをラインアップし、既に発売している。

 GA-Z97X-UD7 THは、Z97チップセットを搭載したATXマザーボード。インテルの新しいデュアルThunderbolt 2コントローラーをオンボードで搭載。従来の2倍の20Gbpsの高速シリアル通信が可能。また、トリプルディスプレイや最大12デバイスの接続に対応した。

 このほかにも、現在のmSATAやSATA3より高速な転送速度10Gb/sのM.2コネクターおよびSATA Expressコネクターをオンボードに搭載。AMDの「CrossFire」およびNVIDIAの「SLI」といったマルチグラフィックス機能に対応する。また、CPU内蔵グラフィックスでも4K Ultra HD出力にネイティブ対応する。

 独自の2オンス銅箔層基板設計を採用。電力負荷を軽減し熱を基板全体に分散させることでシステム温度を下げて、システム安定性とオーバークロック性能を高めた。動作保障1万時間の超耐久ブラックコンデンサーのほか、金メッキCPUソケット、デュアルBIOSなどを搭載する。予想実売価格は2万8000円前後。

 このほか、Z97チップセット搭載の「GA-Z97X-UD5H」(2万円前後)、「GA-Z97X-UD3H」(1万8000円前後)、「GA-Z97X-SLI」(1万5000円前後)、「GA-Z97M-D3H」(1万4000円前後)、「GA-Z97N-WIFI」(1万6000円前後)と、H97チップセット搭載の「GA-H97-D3H」(1万1000円前後)、「GA-H97-HD3」(1万円前後)、「GA-H97M-D3H」(1万円前後)、「GA-H97N-WIFI」(1万4000円前後)を国内販売する。