世界経済フォーラムは2014年5月20日、急成長を遂げている企業で構成されるコミュニティ「Global Growth Company」に、東アジアから新たに20社を選出した。20社の中には、LINEやカカクコムなどの日本企業が6社含まれている。

 Global Growth Companyには、現在60カ国以上の国から360社以上の企業が加入しており、新たなメンバーは年間売上高や成長率、ビジネスモデル、経営陣のリーダーシップ、市場でのポジションに基づいて評価し選出される。

 今回日本から選ばれた企業は、LINE、カカクコムのほか、ゲームサイト「4Gamer.net」を運営するハーツユナイテッドグループ、衣料品の製造・販売を手がけるクロスカンパニー、歯科医療グループの徳真会、電子デバイスや太陽電池関連事業を展開するフェローテックの6社だ。

 日本の6社という数は、東アジア地域で選ばれた企業数では最多。次いで、ベトナムから5社、韓国から3社、ミャンマーから2社、カンボジア、インドネシア、フィリピン、シンガポールから各1社が選出されている。

 Global Growth Companyの既存メンバーには、オイシックス、ぐるなび、サイバード、ドワンゴ、マネックスグループなどが含まれている。