写真●Windows Server 2003移行サービスの概要(出典:富士通エフサス)
写真●Windows Server 2003移行サービスの概要(出典:富士通エフサス)
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 富士通エフサスは2014年5月20日、Windows Server 2003で稼働している旧式の業務システムを現行OSを採用した新システムへと置き換えるSI(システム構築)サービス「Windows Server 2003移行サービス」(写真)を開始すると発表した。OSのアップグレードに限らず、仮想環境/クラウドへの移行やストレージ統合、バックアップ環境の整備など、システム全体の改善を提案/実施する。価格は個別見積もり。

 Windows Server 2003移行サービスは、旧式システムを新システムに移行するマイグレーションサービス。主目的は、2015年7月15日にサポートが切れるWindows Server 2003から脱却し、サポートが今後も継続する現行OSに切り替えること。Windows Server 2008/2012のほか、非Windowsを含む現行OSへと置き換える。

 OSの移行に合わせて、稼働プラットフォームを仮想環境(VMware vSphereやHyper-V)やパブリッククラウド(富士通のTrusted PuBlic S5など)に移行するサービスも提案/提供する。さらに、ストレージを統合したり、災害対策/事業継続用にバックアップ環境を構築するサービスも提案/提供する。

 富士通エフサスによると、同サービスは、同社の顧客約2000社によるWindows Server 2003からの移行案件を通じて培ったノウハウを体系化したものだという。