ビジネスプロジェクター「EB-1430WT」の外観。
ビジネスプロジェクター「EB-1430WT」の外観。
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エプソン販売 取締役販売推進本部長の中野修義氏。
エプソン販売 取締役販売推進本部長の中野修義氏。
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 セイコーエプソンとエプソン販売は2014年5月19日、ビジネスプロジェクターの新モデル「EB-1430WT」と「同1420WT」を発表した。7月10日に発売する。価格はオープン。市場推定価格は同1430WTが約35万円(税別)、同1420WTが約30万円(税別)。

 EB-1430WTは、従来機「同1410WT」の後継モデル。同1410WTは、プロジェクターで投写した画面上に電子ペンで書き込みができるインタラクティブ機能を備えている。新モデルは、その投写面を拠点間で共有して、同一画面を閲覧したり書き込んだりできる「共有ホワイトボード」機能を搭載した。

 新機能は、同1430WTを各拠点に設置しネットワーク回線に接続することで利用可能となる。音声会議システムなどと併用すれば、離れた場所にある会議室で臨場感のある会議が実現できるという。

 同1430WTは、専用ペンを使わず投写面に指で触れて操作する「指deタッチ」機能も搭載。指deタッチ機能を省いた同1420WTも用意した。共有ホワイトボード機能は同1420WTも利用できる。エプソン販売 取締役販売推進本部長の中野修義氏は、「この1年、インタラクティブ型のプロジェクターの売れ行きが好調だ。今後も、成長領域には積極的に新製品を投入していく」と述べた。

 なお、同社は、指でタッチ操作可能な文教施設向けのプロジェクター「EB-595WT」と、大会議室やイベント会場向けの高光束プロジェクター8モデルも併せて発表した。