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 タニタは、Bluetoothに対応し、計測結果をiPhoneに転送してデータ管理できる家庭用体組成計「RD-900」「RD-901」を2014年5月30日に発売する。医療施設や研究分野向けのプロ仕様と同じデュアル周波数計測機能を採用した家庭用体組成計ブランド「インナースキャンデュアル」の第1弾製品。価格はオープン。

 Bluetooth 4.0に対応した体組成計で、計測結果を本体の液晶画面に表示するほか、iPhoneに転送して専用アプリ上で確認できる。アプリは、筋肉トレーニングをサポートする「365日 腹筋アプリ SitApp」、エクササイズの成果でキャラクターの体型や性格が変化する「ふとしの部屋」、アプリ内のヒロインと一緒にランニングでダイエットに挑戦する「ねんしょう!2+」、計測結果をグラフ化して管理する「ヘルスプラネット」の4種類を用意した。

 計測方法には生体インピーダンス法を採用。プロ仕様機器と同じ2つの周波数で体組成を計測するため、精度の高い計測結果を得られる。従来の家庭向け製品は1つの周波数で計測するため、体の水分の状態の影響を受けて計測結果が安定しない場合があった。本体寸法は縦298×横328×厚さ31mm(RD-901は厚さ32mm)。

 RD-900は、体重、体脂肪率(判定付き)、筋肉量(同)、内臓脂肪レベル(同)、推定骨量(同)、BMI(体格指数・判定付き)の6項目を計測可能で、測定単位は100g。予想実売価格は1万6000円前後。RD-901は、さらに基礎代謝量(判定付き)、体内年齢、体水分率を追加した9項目を計測可能で、測定単位は50g。予想実売価格は2万円前後。