写真●MSS for Cloudの概要(出典:ブロードバンドセキュリティ)
写真●MSS for Cloudの概要(出典:ブロードバンドセキュリティ)
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 ブロードバンドセキュリティは2014年5月13日、ファイアウォールやIDS/IPSの運用監視を代行するサービス「Managed Security Service」(MSS)の提供メニューを拡大し、新たにパブリッククラウド環境のファイアウォールやIDS/IPSを運用する「MSS for Cloud」(写真)を追加した。参考価格(税別)は、初期費用が12万円から、月額費用が3万円から。

 MSS for Cloudは、パブリッククラウド環境に設置したファイアウォールやIDS/IPSなどのセキュリティ機器の運用を代行するマネージドサービスである。同社はこれまでオンプレミスのセキュリティ機器向けに運用監視サービスを提供してきたが、新たにパブリッククラウド向けの運用監視サービスを追加した形。まずはIDCフロンティアのクラウド環境で利用できるようにした。将来は、他のクラウド環境にもサービスを拡大する。

 MSS for Cloudで提供する運用監視機能は、の通り。オンプレミス向けのサービスと併用することで、同一のポリシーの下でオンプレミスとパブリッククラウドの両方を監視できる。また、単一のポータル画面から、オンプレミスとパブリッククラウドの監視内容を把握できる。

表●MSS for Cloudの契約メニューと提供機能
機能スタンダードサービスプレミアムサービス
侵入検知・防止(IDS/IPS)
ファイアウォール機能
サーバー稼働監視
セキュリティイベントの収集
攻撃検知時の緊急連絡
Webポータル
ヘルプデスク機能
24時間365日体制の運用監視
攻撃内容の分析 
イベント保管 
ポリシー設定/変更 
シグネチャー対応 
定期レポートの作成