富士通は2014年5月14日、パソコンの新製品を発表した。また、NECも追加モデルを投入している。

 目新しいのは、米インテルの新型CPU「Haswell Refresh」(開発コード名)を搭載したパソコンが登場したこと。ただし、マイナーチェンジ版のCPUであり、動作周波数が若干向上した以外の機能強化はほぼないと考えてよい。

 ほかには、高速無線LAN規格であるIEEE 802.11acに対応した製品が増え、OSが最新のWindows 8.1 Updateになった。また、付属のオフィスソフトは、最新のSP1(サービスパック1)が適用されている。

バッテリー駆動時間はJEITA2.0の測定法による計測値で、( )内は同1.0の測定法による計測値。Win 8.1はWindows 8.1 Update 64ビット版、Win 8.1 ProはWindows 8.1 Pro Update 64ビット版、Office H&B はOffice Home and Business 2013 SP1、Office PersonalはOffice Personal 2013 SP1を示す。実勢価格は税別価格を示す

富士通

富士通のノートパソコンの中でハイエンドに位置付けられる製品。CPUがCore i7-4712HQになり、無線LANがIEEE 802.11acに対応した点が新しい。
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税別の実勢価格が約13万5000円のスタンダードノート。解像度は1366×768ドットでタッチには非対応だ。レーザーマウスが付属するようになった。
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「SH」シリーズをベースに、女性向けにデザインした薄型ノート。写真のほかに、赤×ベージュのカラーバリエーションがある。SHのオプションは利用不可。
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23型タッチ液晶を搭載。CPUがCore i7-4710MQになった。画面の右端を見るとWindowsのチャームを表示するなどの「視線アシスト」機能を搭載する。
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