大和ハウス工業は2014年5月14日、東京大学大学院情報学環に「ダイワユビキタス学術研究館」を建設し、東京大学に寄贈したと発表した(写真1写真2)。この施設は、東京大学大学院情報学環の坂村健教授が監修したもの。世界最先端のICT技術を活用したという、温度・湿度などを検知する「環境モニタリングシステム」や自分の居場所を自動認識する「ユビキタス場所情報インフラ」などが導入されており、東京大学が研究に活用する。

写真1●東京大学大学院情報学環「ダイワユビキタス学術研究館」
写真1●東京大学大学院情報学環「ダイワユビキタス学術研究館」
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写真2●テープカットの様子
写真2●テープカットの様子
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 大和ハウス工業は、次世代を担う人材の育成と学術研究の発展を目的に、この施設を寄贈。東京大学大学院情報学環 須藤修 学環長(写真3)は「コンピュータサイエンスの最先端を走るこの施設から、新しい時代を担うクリエティブな研究者を輩出していきたい」との抱負を述べた。

写真3●東京大学大学院情報学環 須藤修 学環長
写真3●東京大学大学院情報学環 須藤修 学環長
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