フジ・メディア・ホールディングス(FMH)は2014年4月30日、同日開催の取締役会において、同社の連結子会社であるクオラスと、その100%子会社である協同廣告の2社を10月1日付で合併する方針を決定したと発表した。

 FMHの広告会社であるクオラスは、広告事業の強化を目的として、2009年4月に同業の協同廣告の全株式を取得し、完全子会社化した。今回の合併により、人材の有効活用による顧客ニーズへの対応力・提案力の強化を図るとともに、間接部門などの業務効率化を通じて収益基盤の一層の強化を目指す。

 合併は、クオラスを存続会社、協同廣告を消滅会社とする吸収合併方式で行う。合併効力発生日は2014年10月1日を予定する。

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