画面●再開した国税庁の「確定申告書作成コーナー」
画面●再開した国税庁の「確定申告書作成コーナー」
[画像のクリックで拡大表示]

　国税庁は2014年4月30日午前8時30分に、Webアプリケーション構築ソフト「Struts（ITproまとめ）」の脆弱性のため停止していた「確定申告書作成コーナー」（画面）と「e-Taxソフト」「NISAコーナー」の3サービスを再開した。これらは4月25日に「Struts 1の脆弱性が指摘されたため」としてサービスを停止していた（関連記事：国税庁がStruts脆弱性で確定申告書作成サービス停止、「再開までは手書きで」）。

　国税庁は「指摘された脆弱性について、攻撃に対する安全性を確認できたため再開した。どのような対処をしたかについては公表できない」（情報システムを担当する参事官室の担当者）と説明する。この3サービス以外にはStruts脆弱性の影響はないとしている。

［国税庁の発表資料］