アシストとクリックテック・ジャパンは2014年4月30日、コマツがインメモリーBI(ビジネス・インテリジェンス)ソフトの「QlikView」を採用したと発表した。コマツはQlikViewを活用し、補給部品の在庫を削減したり、建機の稼働状況を分析し、生産計画に反映したりしている。

 コマツは2012年8月にQlikViewの利用を始めた。例えば、現地法人における補給部品の在庫データを「入出庫日付」といった切り口で分析し、拠点間で在庫を再配置している。アシストとクリックテックによれば、コマツはQlikViewを活用し、補給部品の在庫を削減できているという。

 コマツはグローバルで33万台以上の建機の稼働状況を集中管理し、事業計画に反映する「KOMTRAX(コムトラックス)」と呼ばれるITシステムを導入している。コマツは補給部品の最適化だけでなく、KOMTRAXにもQlikViewを活用しているとみられる。