写真1●IEEE802.11ac/n/a/g/b対応デュアルバンド無線LANカード「PCE-AC68」
写真1●IEEE802.11ac/n/a/g/b対応デュアルバンド無線LANカード「PCE-AC68」
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写真2●アンテナベースを使えば任意の場所にアンテナを設置できる
写真2●アンテナベースを使えば任意の場所にアンテナを設置できる
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 台湾エイスーステック・コンピューターは2014年4月24日、PCI Express x1スロットに対応したIEEE802.11ac/n/a/g/b対応デュアルバンド無線LAN拡張カード「PCE-AC68」を4月25日に発売すると発表した(写真1)。価格はオープン。予想実売価格は1万1000円前後。

 5GHz帯のIEEE802.11ac/n/aと2.4GHz帯のIEEE802.11n/g/bに対応した無線LANカード。IEEE802.11acは最大1300Mbpsと有線LAN並みのネットワークアクセスが可能。また、2.4GHz帯の無線通信を最大33%高速化するBroadcomのTurboQAM技術に対応し、IEEE802.11nの規格上、最大速度の600Mbpsで接続できる。

 独自の高利得設計により、一般的な無線LAN子機より1.5倍広い範囲に電波を届かせることができるという。さらに、接続先の無線LAN親機の位置を検出して狙い撃つように電波を飛ばせるAi Radar機能に対応し、安定した無線LAN接続が可能としている。

 大型ヒートシンクを搭載し、動作音のないファンレス動作が可能。アンテナは本体に直接接続できるほか、付属品の外付けアンテナベースを利用すれば、底面に搭載された磁石を使ってスチール製PCケースの側面などにアンテナを設置できる(写真2)。対応OSはWindows XP/Vista/7/8/8.1。