画面●GMOペイメントゲートウェイの「GMO Pallet」決済サービス用アプリ
画面●GMOペイメントゲートウェイの「GMO Pallet」決済サービス用アプリ
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 クレジットカード決済代行業のGMOペイメントゲートウェイは2014年4月22日、スマートフォンを活用した決済サービス「GMO Pallet」を始めた。同日時点で東京都渋谷区の飲食店など約40店舗で代金支払いに利用できる。今秋の本格サービス開始を目指して加盟店を募る。

 利用者はスマートフォンなどの端末に「GMO Pallet」アプリをインストール(現時点ではiOSのみ対応、Android版は今秋提供予定)する。ここにクレジットカード番号と4ケタの暗証番号を登録しておく。

 支払い時は、まずその店舗への「チェックイン」操作をする。そのうえで、店舗側がレジで入力した金額を確認し、暗証番号を入力すれば、クレジットカードを提示しなくても支払いが完了する。

 店舗・事業者側はスマートフォン/タブレットに「GMO Palletレジ」アプリをインストールしておく。このレジアプリで、チェックインした顧客に請求する金額を入力して会計処理を行う。アプリは無料だが、カード決済手数料3.24%がかかる。

 スマートフォン/タブレットを使ったレジ・決済サービスには新規参入が相次いでいる。競争が激しくなるとともに、事業者側の選択肢は増えている。(ITproまとめ「モバイルPOS」「スマートフォンクレジットカード決済」を参照)

GMOペイメントゲートウェイの発表資料