三菱商事とインドのタタ コンサルタンシー サービシズ(TCS)は2014年4月21日、両社のグループ企業であるITサービス会社、合計3社を統合すると発表した。

 統合の対象となるのは、三菱商事グループのアイ・ティ・フロンティア、TCSの日本法人であるタタ コンサルタンシー サービシズ ジャパン(TCSJ)、三菱商事とTCSJの合弁会社である日本TCSソリューションセンターである。

 新会社の出資比率は、TCSが51%、三菱商事が49%。本社を東京に置き、2014年7月1日から営業を開始する。

 新会社が進める事業は大きく3点。(1)三菱商事やアイ・ティ・フロンティアのノウハウとTCSのITサービスを提供する日本市場向け事業、(2)海外進出を進める日系企業に対するITサービスの提供(3)三菱商事グループの海外拠点や事業投資先へのITサポート、である。