サイボウズ Office 10.1の画面
サイボウズ Office 10.1の画面
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 サイボウズは2014年4月14日、クラウド版およびパッケージ版のグループウエアの最新バージョン「サイボウズ Office 10.1」を同日発売したと発表した。最新版では、スケジュール機能やカスタムアプリ機能などを強化した。

 スケジュール機能では、トップページのスケジュールパーツなどから登録アイコンをクリックして簡易登録できるようになった。ユーザーは画面遷移せずにスケジュールを登録できる。このほかにも、ファイル添付機能などを追加。クラウド版ではスケジュールデータをiCalender形式で書き出すことができる。

 カスタムアプリ機能では、宛先指定のコメントができるようになった。事前の通知設定なしで必要な時に必要な人だけに通知を出すことができる。また、インクリメンタルサーチを利用することで、氏名を入力するだけでユーザー候補を表示できるようになった。インクリメンタルサーチは、メール機能の宛先欄でも利用できる。

 動作環境は、Internet Explorer 8/9/10/11、Mozilla Firefox最新版、Google Chrome最新版、Safari 6.0/7.0、iOS 6/7のSafari、Android OS 4.2の標準ブラウザー。パッケージ版のサーバー環境はWindows Vista/7/8/8.1、Windows Server 2003/2008、Red Hat Enterprise Linux 5/6、Turbolinux 11 Server、CentOS 5/6 i386。

 価格(税別)は、グループウエア基本機能とモバイル機能が使えるスタンダードコースがクラウド版1ユーザー月額500円から、パッケージ版10ユーザー6万3800円から。スタンダードからカスタムアプリ機能を追加したプレミアムコースがクラウド版1ユーザー月額800円から、パッケージ版10ユーザー8万2800円から。