写真1●「Prepaid LTE SIM」パッケージのイメージ
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写真2●Prepaid LTE SIM自動販売機の設置イメージ
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 ソネットは2014年4月14日、下り最大150Mビット/秒、上り最大50Mビット/秒のLTEデータ通信を利用できるプリペイド式SIMカード「Prepaid LTE SIM」の提供を4月22日に開始すると発表した(写真1)。NTTドコモのLTE(Xi)とW-CDMA(FOMA)のネットワークに対応する。必要な分だけ使いたいユーザー、すぐに使いたいユーザーや短期間日本を訪れる外国人旅行者にお勧めだとする。

 データ通信量が100MBの「プラン100M」と500MBの「プラン500M」を用意する。利用期間はプラン100Mが30日、プラン500Mが60日。料金はプラン100Mが2778円、プラン500Mが4630円(いずれも税抜き)。SIMカードは標準SIM、MicroSIM、nanoSIMの3種類。

 販売場所は同社のサイト(http://www.so-net.ne.jp/prepaid/#buy)で公開している。このうち関西国際空港の「1F国際線到着階」の2カ所に設置される自動販売機(写真2)は、国際空港の自販機によるSIMパッケージ販売としては国内初だという。この自動販売機での決済は現金・日本円となる。

 XiまたはFOMAのネットワークに適合し、特定無線設備の技術基準適合証明等のマーク(技適マーク)のある端末を用意して利用する。NTTドコモの端末以外でSIMロックがかかっている端末は、SIMロックの解除が必要となる。なおiPhone5c/5sで使う場合は、無線LANなど本製品以外で通信可能なインターネット通信環境で、事前にAPN設定ファイルをダウンロード、インストールする必要がある。

 SIMカードが同梱されたパッケージを購入後、端末にAPNの設定などをして、Webで利用開始手続き(アクティベート)を行う。購入から14日以内またはSIM台帳に記載された「有効期限」のうちいずれか早い日を期限として、利用開始手続きをする必要がある。APNを設定して通信を開始すると、自動的にアクティベーションを実施するWebサイトにつながる。

 データ通信量を使い切るか利用期間が経過してから14日間以内は、追加チャージが可能である。追加チャージは、200MBの「チャージ200M」、500MBの「チャージ500M」、1GBの「チャージ1G」の3種類。利用期間はチャージ200Mとチャージ500Mが30日間、チャージ1Gが60日間である。料金はチャージ200Mが1500円、チャージ500Mが2000円、チャージ1Gが2838円(いずれも税抜き)。追加チャージはサービス用のサイトで販売し、クレジットカード登録が必要。データ残量はWebで確認できる。

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