写真●アイ・オー・データ機器の「WN-AC1300EX」
写真●アイ・オー・データ機器の「WN-AC1300EX」
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 アイ・オー・データ機器は2014年4月9日、IEEE 802.11acに対応する無線LAN中継器「WN-AC1300EX」を発表した(写真)。無線LAN電波の届く範囲を広げるために使う。

 無線LANルーターなどの親機との接続は、2.4GHz帯と5GHz帯のいずれかを使う。WPSに対応する親機のWPSボタンとWN-AC1300EXのWPSボタンを押せば設定が完了する。WPS対応であれば他社の親機でもよい。WPS非対応の親機との接続は、設定画面で行える。親機のSSIDと暗号キーは、そのまま中継する。

 パソコンやスマートフォンなどの子機の接続には、2.4GHz帯と5GHz帯の同時利用が可能である。親機とWN-AC1300EXを2.4GHz帯でつなぎ、WN-AC1300EXと子機は5GHz帯で接続するという使い方もできる。

 無線LAN規格はIEEE802.11a/b/g/n/acに対応。理論上の最大伝送速度は、802.11nの場合2.4GHz帯は300Mbps、5GHz帯は450Mbps。802.11acは1300Mbpsである。親機接続と子機接続で同じ周波数帯を使う場合は、速度を分け合う形となる。WN-AC1300EXは4月下旬に出荷予定で、希望小売価格は1万4300円(税別)。

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