京セラ丸善システムインテグレーションは2014年4月2日、茨城県を中心に店舗を展開する水戸証券がBI(ビジネスインテリジェンス)ツールの「Yellowfin」を導入したと発表した。商品・サービスの手数料や売買のデータを様々な切り口で分析できるようになり、経営層や現場の意思決定を速めているという。将来的には、クリックするだけで、必要なレポートを自動生成できるようにする予定だ。

 新システムは2013年9月に本格稼働した。NECのデータウエアハウスである「InfoFrame DWH Appliance」も導入した。例えば、営業企画部門はYellowfinを使って、手数料や売買のデータを日次や月次で抽出し、経営層向けのレポートを作成している。従来のシステムは大量のデータを一括で取得できなかったり、プログラミングが必要だったりした。