写真●desknet'sクラウド(desknet's NEO)の画面
写真●desknet'sクラウド(desknet's NEO)の画面
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 ネオジャパンは2014年4月1日、同社がSaaS型で提供しているグループウエア「desknet'sクラウド」をバージョンアップしたと発表した(写真)。2014年2月に出荷した最新のオンプレミス版「desknet's NEO」と同じ機能を利用できるようにした。価格(税別)に変更はなく、1ユーザー当たり月額400円。

 desknet'sクラウドは、Web型グループウエアであるdesknet's NEO(関連記事:ネオジャパン、グループウエア「desknet's NEO」をバージョンアップ)をSaaS型で提供するクラウドサービスである。プラットフォームとなるIaaSサービスには、ビットアイルの「サーバオンデマンドNEXT」や米アマゾン・ウェブ・サービスの「Amazon Web Services(AWS)」を利用する。

 今回、SaaS型で提供するソフトウエア部分(desknet's NEO)を、2014年2月出荷の最新版に切り替えた。これにより、最新版で追加された機能群をSaaSでも利用できるようになった。

 例えば、日本語画面に加えて英語画面を利用できるようにした。ユーザーが日本語画面と英語画面を切り替えられる。これにより、英語を使う海外拠点の現地スタッフでも使えるようになった。また、内部統制向けにワークフローの経路設定を強化し、正しい経路でないと、申請書の確認/承認などができないようした。

 このほかにも、Webページやインターネット上の画像を1クリックでキャビネットに取りこむ「Webクリップ」機能を追加している。また、Webクリップで取り込んだ情報などにWebブラウザーから直接アクセスするためのURLを生成し、これを短縮URLの形で表現する「短縮URL」機能も搭載した。短縮URLでは、クリック数を集計する機能も提供する。