写真●初期「MS-DOS」のパッケージ写真(米マイクロソフトの発表資料から引用)
写真●初期「MS-DOS」のパッケージ写真(米マイクロソフトの発表資料から引用)
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 米マイクロソフトは現地時間2014年3月25日、コンピュータ歴史博物館(Computer History Museum)を通じて、初期の「MS-DOS」および「Word for Windows」のソースコードを公開したことを明らかにした。コンピュータ歴史博物館のWebサイトから誰でもダウンロードできる。

 今回公開したのは、1982年にリリースしたMS-DOS バージョン1.1と1983年リリースのMSーDOS バージョン2.0(写真)、1990年にリリースしたWord for Windows バージョン1.1aのソースコード。

 今回のソースコード公開は、コンピュータ歴史博物館を通じて行われた。コンピュータ歴史博物館は米国カルフォルニア州にある博物館。コンピュータの歴史において重要な製品や資料などを収集し公開している。

 同博物館のWebサイトでも様々な資料を公開している。例えば、Apple II DOSやMacPaint、QuickDraw、Photoshop バージョン 1.0.1などのソースコードも公開している。