写真●日本IBMの池田和明パートナー
写真●日本IBMの池田和明パートナー
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 日本IBMは2014年3月25日、ビッグデータ利活用の戦略策定からシステム基盤の構築、組織・業務プロセスの変革までを一括で支援する新たな組織を設置したと発表した。日本IBMの池田和明パートナーは「(ビッグデータ利活用に関するサービスを)統合された形でお客様に提供していく」と新組織の狙いを語った(写真)。

 2014年2月に「戦略コンサルティング・サービス」と「ビジネス・アナリティクス&オプティマイゼーション」と呼ばれる2つの部門を統合し、新たに「ストラテジー&アナリティクス」を置いた。国内で数百人規模の担当者が所属し、米IBM社内やグローバルでの成功事例を生かし、日本企業のビッグデータ利活用を後押しする。

 2014年4月には、ストラテジー&アナリティクス部門のなかに、「オペレーションとサプライチェーン」や「ファイナンス」「組織と人材」といった5つの事業領域を設定し、それぞれの事業領域ごとに必要なサービスを一括で提供する体制を整える。