写真●「Surface 2」のLTE版
写真●「Surface 2」のLTE版
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 米Microsoftは現地時間2014年3月17日、10.6型ディスプレイの独自タブレット端末「Surface 2」のLTE版を発表した(写真)。3月18日より同社直販店とオンラインストア、および米BestBuyなどで販売する。米国での希望小売価格は679ドル。

 Microsoftは、昨年10月にSurface 2のWi-Fi接続専用モデルを北米や欧州など21カ国・地域で発売した(関連記事:Microsoftが「Surface」の新モデルを発表、日本を除く21カ国で10月22日発売)。Surface 2はOSに「Windows RT 8.1」を採用し、米NVIDIAの「Tegra 4」プロセッサを搭載する。フルHDビデオ撮影が可能な500万画素のメインカメラと、350万画素のフロントカメラを装備。バッテリー駆動時間は、連続ビデオ再生の場合で最大10時間。OSに「Windows 8.1 Pro」を採用した米Intel製「Core i5」プロセッサ搭載の「Surface Pro 2」も、Wi-Fi版が同時にリリースされている。

 LTE版Surface 2は米AT&TのLTEネットワークで利用可能。ストレージ容量は64Gバイト。購入者はオンラインストレージ「OneDrive」(旧名称:SkyDrive)の200Gバイトに、2年間無料でアクセスできる。ちなみに、Wi-Fi版Surface 2の64Gバイトモデルは、549ドルで販売されている。

 また、米メディアの報道(Wall Street Journal)によると、現時点でSurface Pro 2にLTE版を追加する計画はないという。

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