パナソニックは、20型4K(3840×2560ドット)IPS α液晶パネルを搭載した企業向けWindowsタブレット「TOUGHPAD 4K UT-MA6」を2014年6月下旬に発売する。高性能GPUを搭載し、設計・デザインなど3次元CADソフトを活用している部門でのモバイルニーズに対応する。価格はオープン、予想実売価格は58万円前後。

 第3世代Core i7-3687U vProプロセッサーと「NVIDIA QUADRO K1000M」グラフィックスを採用したモバイルCADワークステーション。机の上に置いて全方向からしっかり見える広視野角の液晶パネルを採用。sRGB色空間をサポートし、高い色再現性も備えた。オプションでキャリブレーション不要な電子タッチペン(Anoto Live Pen)を用意し、小さな文字や曲線などを手書きできる。

 16GBのメインメモリー、256GBのSSD、IEEE802.11a/b/g/n無線LAN、ギガビットイーサネット、4K出力対応Mini DisplayPort、USB 3.0などを備える。バッテリー駆動時間は約3時間。本体寸法は幅475×奥行き334×厚み12.5mm、重さは約2.54kg。

 OSは、Windows 8.1 Pro搭載(Windows 7 ダウングレード権含む)の「UT-MA6027HBJ」と、Windows 7 Professional搭載(Windows 8.1 Proダウングレード権行使)の「UT-MA6027HCJ」の2モデルを用意する。