データベースのコンサルティング事業を手がけるベンチュリーコンサルティングは2014年3月10日、ユーザー企業が支払っているOracle Databaseのライセンス料が高すぎないかどうかを調査するサービス「License Cost Optimization for Oracleコンサルティングサービス」(LCOコンサルティングサービス)を発表した。3月1日に提供を開始した。

 LCOコンサルティングサービスは、Oracle Databaseユーザーを対象に、Oracle Databaseのライセンス種別の見直しをコンサルティングするサービスである。契約しているライセンスの内容が、システム負荷やデータ規模に見合っているかを調査する。調査結果を踏まえて、性能や運用コストを考慮した最適なライセンスを提案する。

 同サービスの背景には、あらかじめオーバースペックなライセンスを購入しているユーザーが多い、という実態がある。本来は必要のない高額なライセンスを支払っているユーザーは、LCOコンサルティングサービスによってライセンスを見直すことで、ライセンス費用を削減できる。

 利用状況の調査は、ユーザー企業に出向いてオンサイトで実施する。システム構成、アプリケーション構成、データ量、トランザクション性能、などを調査する。調査期間は、システム規模にもよるが、1週間から2週間程度のケースが多い。調査費用(LCOコンサルティングサービスの価格)は、ボリュームゾーンで150万円から300万円程度という。